地味ながらもコツコツと

2025年3月7日(金) 小潮   

天気 ■ 晴れ    風向 ■ 南西3m
気温 ■ 12℃    水温■ 15.5℃±
透視度 ■ 15~20m
満潮 ■ 09:06  干潮 ■ 17:28

予報通り、穏やかな海に ♪

視界も安定して桟橋周辺は20m、
他は15~20mくらいは見えています。
水温は15℃台で落ち着いています。

ウスバハギ
 20匹程のウスバハギが釣り餌に群がり終結

最近桟橋沖合に居ついている
ウスバハギが群れています

今年も平均水温が高く、
時期的に今が一番生物が少ないかな?!
それでも日々今期初物との出会い。
これがなかなか難しい  f(^_^;)

アカナマコ
 今では絶滅危惧種(井田内)のアカナマコがやっと出現

今日は出会いは アカナマコ。
数年前までは年末に近づくと出現。
年明けは「初物を食べると縁起が良い」と
高値で取引されるぐらいのナマコ。
それがここ数年、まったく出現せず、
去年も1個体だけ確認。
この3月にて初めての出現。

ヒモムシ
 さて何m伸びるかな?、ヒモムシ

ヒモムシも久しぶりの出会い。
穴から伸びて伸びて数m (笑)
触るとピューと縮んで戻って行ってしまう。

ミズヒキガニ
 普段あまり気にしたことが無い甲羅柄、ミズヒキガニ

いつもサラッと見てるミズヒキガニの
背中の柄が綺麗なことに気がついた!!
今日はそれを撮るのが主目的でした。

アミメタマゴガイ
 アミメタマゴガイ
アミメタマゴガイ
 あっという間に砂中に!、アミメタマゴガイ

他、出会いは、、、
アミメタマゴガイ、クロヘリアメフラシ、

クロヘリアメフラシ
 クロヘリアメフラシ

両手いっぱい広げて威嚇するマルガザミ、
セトミノカサゴ、ヒラホモラ、

セトミノカサゴ
 色鮮やかなヒレのセトミノカサゴ
ヒラホモラ
 葉の陰から覗いてるヒラホモラ

ゴウザンゼカクレエビはペアで見つかった ♪
手を着くと痛い目に遭うブンブクや
メイタガレイ幼魚、オオウミウマ、
ハクセンアカホシカクレエビ、、、、

ゴウザンゼカクレエビ
 ゴウザンゼカクレエビ・ペア/ペリクリメネス・ダルダニコラ
ブンブク
 トゲは細くもろそうだがとても固いブンブク
メイタガレイ幼魚
 メイタガレイ幼魚
ハクセンアカホシカクレビ
 ハクセンアカホシカクレビ

地味な生き物達だけどこれがなかなか面白い。

明日もダイビング日和。
地味探しに繰り出そう (o^-‘)b !

期間不明(菜の花の時期だけ?)ですが、
井田の奥田荘さんで明日からおにぎり、
から揚げ、豚汁、他を販売(テイクアウト)するそうです。
菜の花はまだまだ満開 ♪
足をちょっと延ばし、お買い物して
お花見に興じるのも良いね
   ヽ(*´∀`)ノ

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 

まだ温かな井田

2025年2月18日(火) 中潮 

天気 ■ 晴れ   風向 ■ 南3m
気温 ■ 9℃   水温■ 16.5℃±
透視度 ■ 15m前後
満潮 ■ 08:45  干潮 ■ 14:41

朝一は沖からのウネリの揺れで
沿岸はやや大き目な波浪が寄せていましたが
10時過ぎにはかなり静かになりました。

伊豆の冬水温と言えば14℃でしたが
ここ数年は16℃台。
温暖化を痛感します。
ただ今週は再寒波到来とか?!
下がらないことを願います。

ウメボシイソギンチャク
 ウメボシイソギンチャク

浅瀬で見つけたウメボシイソギンチャク。
真っ赤な小粒のイソギンチャク。
東伊豆の沿岸では普通に見られるけど
井田では珍しい種。

波の揺れ間をチョコチョコ泳ぐホウボウ幼魚を見つけました。
以前見つけた個体よりも更に小さく1㎝ほど。
深場に降りるのはいつからかな?

ホウボウ幼魚
 ホウボウ幼魚
イボイソバナガニ抜け殻
 イボイソバナガニ抜け殻

ムチカラマツに揺れるカニ、
よく見るとイボイソバナガニの抜け殻!
なかなか見られないもの (o^-‘)b !
下の方には中身(笑)がしがみ付いていました。

イボイソバナガニ
 イボイソバナガニ

他、ウミフクロウ、イロカエル幼魚、
オオウミウマ幼魚、ホソフウライウオ、
ウミテング・ペア、ウミケムシ、、、、

ウミフクロウ
 ウミフクロウ
イロカエル
 イロカエル幼魚/15㎜
オオウミウマ
 オオウミウマ幼魚
ウミテング・ペア
 ウミテング・ペア
ウミケムシ
 陸上のケムシ同様、刺されるとかなり腫れるウミケムシが多数出現

ただでさえ珍しい?ヒラホモラは
どうやって集まったのか3個体になっていました。
皆それぞれ葉を載せて、、、(笑)
会話をすることあるのかね?!
  f(^_^;)

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 


あれもこれも、、、

2025年2月10日(月) 中潮  

天気 ■ 晴れ   風向 ■ 南西3m
気温 ■ 9℃   水温■ 16℃±
透視度 ■ 15m前後
満潮 ■ 15:41  干潮 ■ 10:45

今日も穏やかな海況 (o^-‘)b !

ガイドの片手間で先週までご案内出来た生物を探すも
荒れた1週間で皆消えた、、、、 _| ̄|○

岩肌表面は黒い苔が覆いだし水中全体が
やや暗いと感じるのは自分だけ?!
おかげでマクロ(極小)生物は見つけにくくなっているぞ。

こうなると目に飛び込んでくるだけかな?!
年末に大瀬湾内に大量発生で見かけたホシフグが
駿河湾に拡散中なのか井田でも潮当たりの良いところに
百匹くらい群れています。
併せてウスバハギも数十匹!!
かなり見ごたえがあります。

レアなカニ、ヒラホモラは健在でした。
どこで見つけたのかマントの様な落ち葉を
背負ってこちらの様子を窺っている(笑)

ヒラホモラ
 大きな枯葉の下にヒラホモラの目がチラリ
ホソハスエラウミウシ
 ホソハスエラウミウシ

他、1㎝程のホソハスエラウミウシ、
80㎝のサカタザメ、ハクセンアカホシカクレエビ、
ワカヨウジ、ネズミフグ、、、、、

サカタザメ
 サカタザメ
ハクセンアカホシカクレエビ
 ハクセンアカホシカクレエビ
ワカヨウジ
 ワカヨウジ
ネズミフグ
 ネズミフグ

表層ではアナゴ等の幼体、
レプトセファルスをGet!! (o^-‘)v
大きさにして5㎝程。
見た目、体透明でまばたきでどこかに行ってしまう。
浅瀬ということもあり、苦労しました (>_<)

レプトセファルス/レプトケファルス
 レプトセファルス/レプトケファルス

明日は「建国記念の日
記念に残るような生き物を見つけたいものだ!!
  (笑)

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 

ホモラ科ヒラホモラ

2025年1月26日(日) 中潮  

天気 ■ 晴れ   風向 ■ 西南西2m
気温 ■ 12℃   水温■ ~17℃±
透視度 ■ 15m±
満潮 ■ 14:30  干潮 ■ 09:46

今日も穏やかな海況 ♪
ただ予想気温よりも体感上空気冷たく
肌寒い一日継続となりました。

今日の井田は混雑していたので、
※特にあの辺が、、、 f(^_^;)
人気を避けて浅場でウロウロと生物探索。

ベニクラゲ
 触手を縮めてしまうとちっちゃなロケットの様/ベニクラゲ

表層にはアミ種がたくさん入り
それに混じって「不老不死のクラゲ」と呼ばれる
ベニクラゲも数個体入って来ていました。

カゴカキダイ幼魚
 カゴカキダイ幼魚

桟橋横エントリー口周辺には
1㎝程のカゴカキダイの幼魚たちが
波に揺られて成長を待っています。

カミソリウオ
 カミソリウオ
デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ
 尾にくびれ幅が大きいからホソフウライウオ系なデッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ

今日もデッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ、
カミソリウオ、ホウボウ幼魚、セトミノカサゴ、
産卵中のハクセンミノウミウシを
確認できました。

ホウボウ幼魚
 普段は砂に潜り隠れているホウボウ幼魚/1円玉サイズ
ハクセンミノウミウシ
 尾の方に白い紐状の卵塊/ハクセンミノウミウシ
セトミノカサゴ
 セトミノカサゴ

減圧中にはちびっ子タコも出現 ♪
小さくてもしっかりタコ!!
※当たり前か!?  (笑)

ちびっ子タコ
 タコの幼体、小さくてかわいいぞ!!

先日から見れているカニ、
トウヨウホモラ」とご案内していましたが、
目の位置、顔つきが何か変???

ヒラホモラ
 特徴は背中にいろいろな物を背負うことです。 この子は枯葉♪

神奈川県立生命の星・地球博物館、
甲殻類ご専門の佐藤先生に判定していただいたところ、
水族館などで深海のカニとして展示される
「ホモラ科のヒラホモラ」として同定していただきました。
ダイバーによる水中での目撃例はかなり少ないようで
採集は底引き網による標本だけの様です。
ということはかなりのレア物 (笑)
一生に一度見れるか?という貴重な生物。
またしても  (o^-‘)v
井田の記録更新です   ヽ(*´∀`)ノ

ヒラホモラ
 枯葉を少し避けさせていただき全身姿を!! いびつな体形のヒラホモラ
ヒラホモラ
 パッと見はこんな感じ、最後部脚でしっかりと枯葉をつかんでいます/ヒラホモラ

毎年かなりのレア物、発見中です

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 

. 

冷たい一日

2025年1月25日(土) 若潮  

天気 ■ 曇り時々晴れ  風向 ■ 東南東2m
気温 ■ 12℃   水温■ ~17℃±
透視度 ■ 15m±
満潮 ■ 13:12  干潮 ■ 08:28

1月最後の週末土曜日!!
曇り時々陽射し。
気温よりも風が冷たく、寒い一日となりました。

今日はエキスパートとのダイビングも有り、
ここ最近の生物のオンパレード (o^-‘)v
水中は熱いぜ!!  (笑)

ウデフリツノザヤウミウシ/ピカチュウ
 ウデフリツノザヤウミウシ/ピカチュウ

デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ、
スケルトン&ニシキフウライウオ、カミソリウオ、
ウデフリツノザヤウミウシ/ピカチュウ、
ヒラホモラ、ツマジロオコゼ、
オオウミウマ、オオモン&クマドリカエル、
ミカヅキツバメウオ、サザナミフグ、
ハクセンミノウミウシ、マツカサウオ幼魚、
ホウセキキントキ、ホウボウ幼魚、、、、

ツマジロオコゼ
 ツマジロオコゼの顔。 目、口元が愛嬌

エアーと窒素と寒さとトイレ勝負だ(笑)

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 

.

今日も絶好調 2

2025年1月24日(金) 長潮  

天気 ■ 晴れ 風向 ■ 東南東2m
気温 ■ 13℃    水温■ ~17℃±
透視度 ■ 15m±
満潮 ■ 011:43  干潮 ■ 06:00

ベタ凪  ヽ(*´∀`)ノ
海も青く澄んで冬の海 !
でも水温は16~17℃と、また上がっています。

さてさて、今日も生物ガイド/水先案内で潜って来ましたが
自分で言うのも何なんですが(笑)
今日も絶好調~   ヽ(*´∀`)ノ

デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ
 デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ/カミソリウオ種

ん?、また新しいカミソリウオ発見か?
と思ったらなんと、
デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ ♪
これはこの間までいた子か?!
まったく居場所が違う。
ワカヨウジとお友達か??  (笑)

デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ&ワカヨウジ
 デッドリーフ・ゴーストパイプフィッシュ&ワカヨウジ

先日見つけたハクセンミノウミウシも健在 ♪
背中のミノ部をアップで見られれば
オレンジのきれいさに感動するだろう。
やっぱりルーペアイテムは必需品だね。

ハクセンミノウミウシ
 先日見つけたハクセンミノウミウシ

どちらかというと深場のカニで、
カイカムリの様に背中にあれこれ乗せるトウヨウホモラ。
前回は2023年に見つけたレアなカニ。

ヒラホモラ/カニ
 奇怪な生態を持つレアなトウヨウホモラ/カニ

今回は葉を乗せて登場 ♪
学術的にお腹側も見せて頂きました。
ごめんなさーい  (>_<)

ヒラホモラ/腹側
 ごめんなさーい、お腹も見せてね

※ 後日、「ホモラ科 ヒラホモラ」と判定されました。

今年初のハエの様なホウボウの幼魚も
見つけることができました。

ホウボウ幼魚
 体長1㎝程のホウボウ幼魚

他、カミソリウオ複数個体、
クロヘリアメフラシ、ミカヅキツバメウオ、
サザナミフグ、モンハナシャコ、ニシキフウライウオ、
ホウセキキントキ、メガネウオ、ウスバハギ、
ハナムロ、マツカサウオ、オオウミウマ、
イボイソバナガニ、、、、、

クロヘリアメフラシ
 クロヘリアメフラシ

明日も絶好調ーー!! と叫びたいものだ (笑)

ではでは!
まったね~  ♪ バイバイ 

.