あち〜! ブログも夏バテだ〜

2008年07月15日(火)
 
天気 ■ 快晴
風向 ■ 東南東 5m
透明度■ 8〜15m
水温 ■ 水面25℃
      水底18℃
気温 ■ 最高31℃
中潮   月齢91%
満潮 17:02 171cm
干潮 09:40 62㎝
連日の猛暑、30度をはるかに超えています。
これだけ晴れて梅雨明けはまだか、、、湿度が〜(T_T)
営業外回りの皆さん、ご苦労様です。
昨年度はちなみに7/27日頃が梅雨明けでした。
ここ井田は、時すでに田舎の夏真っ盛り!!
ガランとした海辺、蝉のけたたましい鳴き声、
青い空、白い雲、
べったり凪、水温も表層25℃、、、。
水中は相変わらず深さによって、水温がかなり異なっています。
18℃〜25℃と8度も温度差があります。うへ〜だよね。
サーモクラインとプランクトンの影響で中は白っぽく
白濁していますが透視度は深場で12、3mは保ってくれています。
浅場も透視度が上がってきています。
ここ井田では、この当たり前のような透視度も、
本当は井田ならでは!!
伊豆周辺ではこれだけ気温が高いと、赤潮が大量発生して、かなり透視度を落とします。
視界1m以下なんて当たり前。
井田は深度が深いのと、外海の潮がそれなりに入り
流れてくれるので赤潮被害は最小。
井田人気の理由の一つになっています。
水中の生物はさほど変わらず。
カエルアンコウ種はベニ、黒ちゃんと合わせると5個体かな。
キイボキヌハダウミウシ、ニシキウミウシは産卵中。(生存長いな♪)
ハナタツはのらりくらり・ゆらり定位置だし、
水温の恩恵かマトウダイの幼・成魚、イヤゴハタも
ゆっくりだけど大きくなっている。
でも幼魚の時はたくさんいたけど今は1匹だけ??
中層も透視度が落ちるけど、魚だらけでぐちゃぐちゃ。
楽し〜ぃ♪
今日船乗り漁師さん、燃料高騰により全国一斉休業。
仕事にしている人には大変だけど、それによってかなりの魚たちが増える(戻る)ことを考えると、いいのでは??
相当の数が海に孵る(卵からかえる)だろうな。
この伊豆の玄関口の三島(地名)は昔からウナギの蒲焼きが有名だけど(浜松は養殖産地、三島のウナギ/蒲焼きが美味で有名なのは、調理する前に富士の冷たい雪解け水の中にさらし、余計な油を抜き身をしめるため)、この最盛期の中
7月から天然ウナギを使うことを飲食組合で一斉に止めて、養殖ウナギを使うことを決めたそうだ。
全国の中でも有名な老舗どころまでもがだ!!!
なぜ??
昔はたくさんのウナギの稚魚が川を上ったそうだけど、今は河川事業でのぼれず、天然という名前のものはかなりの激減。
このままでは天然ウナギは絶滅ということで、将来の三島ウナギを守るために、一斉養殖ウナギを使う事に切り替えたそうだ。
老舗・有名どころにしたら、相当の覚悟があったあず。
美食・通もいいけど、裏の苦労も知っておいてほしいな。(^_^;)
別談だけど、地球のサンゴ礁を作るサンゴの約3分の1が絶滅(珊瑚の種)の危機状態と米科学誌サイエンスにも掲載されていた。
ここ井田でも、今年の海岸は死んでいる。(貝が育たない)
水中の岩肌はヘドロがうっすら堆積し、ヤギ、海綿の表面にもヘドロがまとわり、呼吸が出来ず死んでいっている。
いつまでもこの海が続くように、、、、
明日は南南西の風4m曇り空、また海はべったりかな。
朝方小雨がパラつき、蒸してまた暑そう、、、
さぁ、海で体を冷まさなくっちゃ♪

By Jack

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